猫は好奇心旺盛な生き物で、慣れ親しんだ壁の向こうの未知の世界の魅力に誘われることがあります。
猫は脱走すると、パニックになり家に戻るのではなく、別の方向へ走ってしまうことがよくあること!
また、帰り道を見つけられないかもしれないし、留守中に危険な肉食動物に襲われるかもしれない…
今回は、猫が自分の意思で帰ってくる可能性や追跡方法、完全室内飼いの場合のさまざまなシナリオを探っていきます。
この記事では以下についてご紹介します。
- 猫が脱走した場合のリスク
- 戻ってくる可能性
- 猫が脱走して室内で飼われている場合の対処法
猫の脱走はよくあることで、様々なリスクがあります。
脱走した猫が戻ってくる保証はありませんが、必要な予防策や安全対策を講じることで、うまく戻ってくる確率を高めることができるでしょう。
【猫が脱走!】帰ってくる確率や方法は?
猫が脱走した場合、必ず戻ってくるとは限りません。
猫が戻ってくる確率は、外の環境をどれだけ経験しているか、家からどれだけ離れてしまったか、さらに猫の品種も関係してきます。
例えば、屋外の経験がない室内飼いの猫は、屋外にいる猫に比べて戻ってくる確率が低くなるでしょう。
もうひとつ、猫が戻ってくる確率を徐々に下げていく要因として、「環境」が挙げられます。
慣れない場所や危険な場所(人通りの多い道など)だと、猫は怖くなったり、不安になったりするため、帰ってくる可能性が低くなります。
【猫が脱走!】帰ってくる確率/完全に諦める?
猫の脱走は、飼い主にとってストレスと不安の多い経験となるでしょう。
愛猫が行方不明になると、もう二度と会えない可能性があります。
そのため、飼い主の中には、猫が戻ってくることを完全にあきらめなければならないと感じる人も!
しかし、そのようなことはありません。
愛猫が戻ってくる可能性を高めるために、飼い主ができることがいくつかあります。
一番大切なのは、希望を捨てないことです。
難しいかもしれませんが、猫のために食べ物やおもちゃを出し続け、ベッドに猫の匂いを撒き散らしてあげてください。
都会に住んでいて、近くに他の猫がいる場合は、友達の家や獣医さんのところへ行ったり、近所の親切な人に引き取られたりしている可能性があります。
とはいえ、猫が帰る道を探すのに頼るのではなく、実際に追跡してみるのが一番です。
【猫が脱走!】帰ってくる確率/室内飼いだとどうなる?
猫が室内で飼われている場合でも、戻ってくる可能性は十分にあるのです。
避妊・去勢手術をすると、最大で90%の猫が脱走願望の軽減を示します。
さらに、以下の対処方法で、猫の脱走を防ぐことができるでしょう。
- 戸締りを徹底する
- 家の中におもちゃやおやつを用意する
- 愛情をたっぷり注ぐなどの予防策をとる
猫が帰ってきた場合、追いかけると余計に怖がったり混乱したりすることがあるので、追いかけないほうがよいでしょう。
その代わりに、猫のお気に入りの毛布やおもちゃを、トイレや餌、水と一緒に外に置いておきましょう。
完全に屋内
猫が完全にIndoor(室内)にいる場合は、状況が異なります。
完全に屋内にいる場合、猫が逃げる理由はないので、その毛むくじゃらの動きは、健康問題や行動上の問題のサインかもしれません。
最近、猫の行動に変化があった場合は、できるだけ早く獣医に診てもらうとよいでしょう。
必要な治療を受ける間、安全に過ごせるように、とにかく人道的な捕獲器を設置することをお勧めします。
必要であれば、猫に鎮静剤を投与して治療を受けている間、猫自身を危険にさらすことがないようにすることが可能です。
トラッキングの方法
愛猫を見つけるために使える方法はいくつかあります。
まず、適切な技術を利用できるのであれば、GPSトラッカーやRFIDトラッカー、あるいは猫のマイクロチップを使用することも可能です。
さらに、行方不明の猫を専門に探してくれるペット探偵を見つけることも可能です。
愛猫の写真など、より多くの情報を提供できれば、見つかる可能性は高くなります。
これらの機器を利用できない場合や、探偵に依頼するお金がない場合は、人道的な動物捕獲用の罠を仕掛けるという方法も!罠の中に餌を入れ、定期的にチェックします。
最後に、街頭で積極的に愛猫を探す方法もあります。
ポスターやチラシだけでなく、目や耳を澄まして手がかりを探しましょう。
【猫が脱走!】帰ってくる確率/まとめ
猫が室内で飼われている場合でも、戻ってくる可能性は十分にあります。
避妊・去勢手術をすると、最大で90%の猫が脱走願望の軽減を示すというデータがあるので試してみてください。
猫が帰ってしまった場合、追いかけると余計に怖がったり混乱したりすることがあるので、追いかけないほうがよいでしょう。
その代わりに、猫のお気に入りの毛布やおもちゃを、トイレや餌、水と一緒に外に置いておきましょう。
また、マイクロチップを装着し、近所の人に捜索を依頼するなど、安全対策にも気を配りましょう。