猫のお話

【三毛猫のオスの値段は?】確率は?拾ったり見つけたらすごい?

三毛猫って、よくぬいぐるみにもなってるし、キャラクターとして登場するから、とても多い存在だと思われていませんか?

三毛猫は三毛猫でもオスの存在って、とても希少だとご存知でしょうか?

三毛猫のオスを船に乗せると『沈没しない』『遭難しない』『大魚になる』などとジンクスがあるくらい。

海外では『キャリコ』と呼ばれていて、とっても人気があります。

野良猫でオスの三毛猫を見かけることがあれば、幸運&ラッキーの兆しかもしれませんよ♡




三毛猫のオスの値段はいくら?

あるテレビ番組で、アメリカのネットオークションで2000万円という高値で取引されたという放送があったといいます。

マンチカン、スコティッシュフォールドなど『純血種』で三毛猫のオスが、驚くほど値段が跳ね上がるといわれているのです。

ペットショップに連れていったら、30万円だとか100万円で買い取られるとか!?

また、名探偵コナンの『招き三毛猫事件』の時、安室さんが三毛猫のオスが2000万円だと言っていたのも話題となりました。

Twitterでも様々なことが言われています。

それだけ三毛猫のオスって、希少価値がとても高いといわれるのです。

本来は生まれにくいのが三毛猫のオス。

実は、染色体の異常で1/30000(3万分の1)の確率で産まれてくるといわれています。

クラインフェルター症候群といって、オスが余分なX染色体染色体が『XXY(トリソミー)』をもって生まれる性染色体異常のオス猫のことです。

【通常の性別】

  • X染色体とY染色体のペア(XY):男性(オス)
  • X染色体とX染色体のペア(XX):女性(メス)

この染色体異常は男性(オス)のみ。

性腺機能不全を主病態となりますので、繁殖能力が極めて低いのです。

ですので、大繁殖させられる!

なんて考えは極めて難しい話といえるでしょう。

しかし、クラインフェルター症候群で無精子症だといわれた人間でも、近年、精巣を直接切開し精子を探し出す『顕微鏡下精巣内精子回収術』を行うことで精子を見つけることに成功しています。

これは人間の例ですが、もしかすると今後は猫にも影響があるかもしれません。

三毛猫の性格はどう?

三毛猫の性格は『ワガママ』で『気性が荒い』『賢い』『自己中心的』『お嬢様気質』で『気が強い』など、ミステリアスな猫が多いといわれています。

かといって、甘えてくることもあるのです。

その猫らしいツンデレの魅力に、虜になる人も多いかもしれませんね。

三毛猫の種類は?

日本では、黒・白・茶の3色の猫のことを『三毛猫』と呼びます。

英語では『Calico cat(キャリコキャット)』と言います。

3色の三毛猫と三毛猫といっても、形や配色の大きさは実に様々です。

【三毛猫が出やすい品種】

  • ジャパニーズボブテイル
  • スコティッシュフォールド
  • アメリカンショートヘア
  • マンチカン
  • サイベリアン
  • アメリカンカール
  • ターキッシュバン
  • メインクーン

三毛猫の子猫はオスメス区別がつくのはいつ?

子猫のオスメスの区別はすぐにはつきません。

大体生後4週間で性別の判断ができるといいます。

猫のしっぽを持ち上げてみてください。

性別判断
  • オス⇒肛門と尿出口の間隔が広い、肛門の直ぐ下に外部生殖器の穴がある
  • メス⇒肛門と尿出口の間隔が狭い、もっと低い位置に包皮の開口部が見える

三毛猫のオスの確率は?

1/30,000(3万分の1)ですので、大変珍しいといえるでしょう。

それだけ三毛猫の遺伝子って複雑なんです。

ちなみに、このクラインフェルター症候群は、猫だけでなく、人間や馬、犬など様々な動物にも存在します。

三毛猫のオスを拾ったら?

動物病院で健康診断をしてもらいましょう。

つぎに、以下の確認もとりましょう。

  • 探している人がいないか?
  • 迷子猫でないか?
  • マイクロチップがついていないか?

もしかすると、SNSや掲示板に探している人の情報があるかもしれません。

どうしても飼い主が見つからなかった場合、以下のような方法も検討されます。

飼い主が見つからなかった場合
  1. 売る
  2. 里親募集
  3. 飼う

もし、売ることを考えているのであっても『第一種動物取扱業』への登録が必要ですので、そんなに簡単なことではありません。

オークションということも、ブリーダーやペットショップといった専門の業者でなければ難しいのです。

ですので、ペットショップかブリーダーに、オークションに出してもらうよう相談するしかないかもしれません。

ペットショップに相談しても、買取も実際には難しいでしょう。

日本猫は血統書付登録をしていません。

つまり、取引価格は0円

街で見かける猫と同じ扱いなんです。

三毛猫のオスは、染色体異常であるがゆえに比較的短命であるといいます。

また、繁殖能力がないということで、仮に買取をしてもらっても高値はつかないといわれる理由なのです。

アメリカで日本猫を元に交配し作られた『ジャパニーズボブテイル』という品種の猫は、5万~10万円で販売されています。

里親募集サイト『ペットのおうち』では、販売目的はNG・手渡しなどの条件がありますが、月間利用数が多いサイトです。

里親が見つかるかもしれません。

もちろん、ご自分で飼うという方法もあります。

ペットアレルギーや飼えないなどの事情がなければ、検討してみましょう。

幸運を呼ぶ招き猫も、実は三毛猫のオスがモデルなんですよ♡

昔から猫は、特別な力を持つといわれていて『災害から身を守る』『幸運』『金運』をもたらすともいわれています。

あなたにも幸運が訪れますよーに!

三毛猫のオスの値段/まとめ

その希少性の高さから、三毛猫のオスは2,000万円で取引されたといいます。

ただ、それは迷信である可能性が高いのです。

三毛猫は『幸運の猫』『招き猫』とされ、とても大切にされてきました。

中でも三毛猫のオスは3万分の1の確率であるとされ、大変希少価値の高い存在です。

近年、人間において『クラインフェルター症候群』で無精子症だと診断された人でも、切開による精子の採取が可能となってきました。

今後に期待できるかもしれません。