猫のお話

幸運を呼ぶ猫の名前ヘミングウェイキャット!6本指の猫について

『アーネスト・ヘミングウェイ(1899〜1961)』は、アメリカ屈指の文豪!ノーベル文学賞を受賞をしています。

大の猫好きで有名な愛好家でした。

近親交配の結果か、6本指の多指症の猫を船長から譲りうけたのです。

指が一本多く器用なので、幸運を呼ぶ猫だと信じていたといいます。

1961年にヘミングウェイが亡きあと、現在は約50匹の猫たちがヘミングウェイの旧居に住み、獣医さんも診察しているそうなのですが、現在はどうなっているのでしょうか?



幸運を呼ぶ猫の名前ヘミングウェイキャット/由来は?

1930年代アメリカ本土、フロリダ州のキーウエスト地方。

ヘミングウェイが執筆活動を行った際に、友人の船長から『スノーボール』という猫をもらいました。

この猫は親近交配の末か、前肢の指が6本ずつある、多指症の猫だったのです。

器用にこの手を利用して、ねずみ取りが大変得意。

ヘミングウェイは幸運をもたらす猫として、とてもかわいがり大事にしていたといいます。

この多指症の猫が、『ヘミングウェイ・キャット』として有名になったのです。

『大きな手』を持った多指症の猫は、普通の猫よりも器用な手先を持っていたのでしょう

その時代、海での移動手段に帆船が主流でした。

しかし、その猫は船の上あるロープも、軽々と登ることができたのです。

また、木造船の大敵であるねずみを捕ることにも長けていたので、『幸運の猫』としてモテハヤサレたといいます。

こうしたことから、欧米では多指症の猫は『幸運の猫』又は『ヘミングウェイキャット』と呼ばれるのです。

幸運を呼ぶ猫の名前ヘミングウェイキャット/健康?

母猫か父猫のどちらか一方から1本でも遺伝子を受け継げば、高確率で多指症の猫が生まれます。

ほとんど場合は、そのほかの骨や健康には問題はなく、ふつうの日常生活を送ることができるのです。

大型猫のピクシーボブという猫がいます。

その猫は、多指症で7本が多いのです。

人間でいえば、豊臣秀吉親指が1本多いという多指症記録が残されています。

昔は家系保持のため、近親での結婚も多くありましたよね。

そのため、多指症も頻繁に見られたといいます。

稀に現代でも、多指症の赤ちゃんが生まれることもありますが、多くは1歳までに手術で取るといわれます。

多指症でも日常生活に支障がなく、特別な治療は必要ありません。

幸運を呼ぶ猫の名前ヘミングウェイキャットはよくいるの?

多指症といえば、SNSのスター『オットアイ&多指症』のサンサちゃんが有名ですね。

 

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この『ヘミングウェイ・キャット』は、日本の純血種ではあまり見ることはないでしょう。

多指症は、日本だと印象がよくないため、ブリーダーが繁殖を敬遠しているから。

産まれたとしてもペットショップには出てこないのです。

しかし、海外では『幸せを呼ぶ猫』として人気があり、多くの繁殖がされています。

それは器用さが愛される理由で、多指症は個性とされているんです。

お国柄が違えば、個性の捉え方も違いますね!

幸運を呼ぶ猫の名前ヘミングウェイキャット/現在は?

フロリダ州キーウェストのヘミングウェイの家は、現在では『博物館で猫の家』となりました。

ヘミングウェイの自宅がそのまま『幸せを呼ぶの猫』博物館となったのです。

現在は、ヘミングウェイキャットの子孫が約50匹いるといいます。

うち半分以上が多指症の猫なのです。

ヘミングウェイキャットの動画で見ることができますので、見てみてください。

その猫たちは、1匹1匹に名前がつけられています。

『チャップリン』や『オードリー・ヘップバーン』という名前の猫も!

フロリダ州による管理をされており、たくさんのご飯をもらいのんびりした生活を送っています。

『幸せを呼ぶ猫』を一目見ようと、物珍しさに訪れる観光客が多いため、猫は人懐っこい性格です。

幸運を呼ぶ猫の名前ヘミングウェ・キャット/ギネスブックでは合計28本

多指症は、比較的猫によく見られる奇形です。

近親交配などがその主な原因の一つ。

通常、猫は前後合わせて18本もの指があるのをご存じですか?

【通常の猫】合計18本

  1. 前肢計10本
  2. 後肢計8本

【多指症の猫】合計20本

  1. 前肢計12本
  2. 後肢計8本

【ギネス記録:多指症の猫】合計28本

  1. 前肢計14本
  2. 後肢計14本

『ヘミングウェイ・キャット』もこれと同じ指の数を持っています。

後肢の指が多いケースはかなりレアです。

猫の多指症は優性遺伝です。

そのため、どちらかの親猫がその遺伝子を持っていると、多指症の猫が生まれる可能性が高くなるのです。



幸運を呼ぶ猫の名前ヘミングウェイキャット/まとめ

現在では、『交配を制限・数の増減を管理』されながらもヘミングウェイキャットの子孫は、みな元気に暮らしています。

今も訪れる作家だった『ヘミングウェイ・ファン』や『猫好きの観光客』を和ませてくれるのです。

もしあなたが、新たに猫を迎え入れようとしているならば、一度猫の足指を確認してみては?

もしかするとその子は、大きな手をしたヘミングウェイキャットの『幸福を呼ぶ猫』かもしれませんよ。