あなたは愛猫の『喜ぶこと』をいくつご存知でしょうか?
『猫にもっと好かれたい!モテたい!』そのためには、猫がうれしいことをしてあげればいいですよ。
それでは猫が喜ぶこととはどんなことなのか?また、どうしたら猫にモテるのでしょうか?
この記事では、猫に好かれるための『撫で方』や『接し方』『猫を虜にするコツ』を解説していきます。
猫が喜ぶこととは?
猫はとても警戒心の強い動物です。
飼っているんだし懐いて当たり前だと思っていると、冷たくされた経験はありませんか?
『猫に喜んでもらえる人になりたい』と飼い主なら思うもの!
実際に猫との関係に悩んでいる飼い主は、意外と多いのです。
- いつも部屋の隅でうずくまっている
- 威嚇される
- 触ろうとすると引っかかれる
- 抱っこしようとすると噛みつかれた
特に保護猫や元野良猫だったりすると、人になかなか懐かないケースがあるでしょう。
一度抱いた恐怖心を取り除くのは、それなりの時間と根気が必要です。
また、母猫が人間嫌いだとそれに似ることも多いといわれます。
一般的に猫は女性に懐きやすいでしょう。
これは男性の声が低音であることが関係しており、猫同士の威嚇の時の鳴き声にそっくりだからです。
では、猫に好かれるにはどうすれば良いのでしょうか?
それは簡単なこと。猫の喜ぶことをしてあげましょう。
- 優しく撫でてあげる
- エサやオヤツをあげる
- 大好きなおもちゃで遊ぶ
では、猫の喜ぶこととはどんなことでしょうか?
猫が喜ぶこと/優しく撫でてあげる
猫が自ら近寄ってきた時は構って欲しいサイン!
頭やのどを撫でたり、体を触ってあげると喉を『ゴロゴロ』いわせとても喜びます。
体をさわり慣れていると、ブラッシングなどのお手入れを受け入れてもらえやすくなります。
また、横になってゴロゴロしたり、目を細めているときはうっとりとリラックスしてるので、優しく触れてあげると落ち着きます。
猫が喜ぶこと/エサやオヤツをあげる
飼い主と猫の信頼関係は、エサをきちんと与えることから始まります。
ごはんを与えてもらうことは、猫が喜ぶ時間なのです。
エサ皿よりも、手から直接与えた方が早く懐かれます。最初は近づけさせるところから始めてもよいでしょう。
家族の中でも、いつも餌をあげている人に猫は特になついていませんか?
猫はお腹がすくと、いつも餌をくれる人にすり寄り、甘えた鳴き声をだします。
餌をくれる人を、猫ははっきりと認識しているのです。
猫が喜ぶこと/大好きなおもちゃで遊ぶ
猫が自分の意思ですり寄ってきたら、おもちゃで遊んであげましょう。
この方法を繰り返すことにより、徐々に猫が飼い主に心を許し、懐きやすくなります。
猫じゃらしやネズミのおもちゃなどを用意しましょう。
飼い主とのコミュニケーションがとれるようになります。
猫が喜ぶこと/モテる人とモテない人の差は?
猫からモテる人って、スキンシップができる人です。
もちろん個体差はありますが、多くの猫はスキンシップが好きなもの!
撫でられる、抱っこをされることを繰り返しながら、お互いの愛着を深めていくのです。
猫の『リラックス中』や『かまってオーラ』の時には、そっと優しくなでたりしてみましょう。
ただし、猫が嫌がる素振りを見せたらすぐ止めましょう。
猫とのスキンシップは『ベタベタしない』『かまい過ぎない』がルールなのです。
それが猫に愛されるポイントと心得ておきましょう。
- 鼻筋
- おでこ
- 頭
- 首まわり
- あごの下
- 背中
- しっぽの付け根
猫が喜ぶこと/撫で方とコツ
猫は撫でて欲しい時には、自ら近寄ってくる動物です。
- 身体をスリスリくっついてくる
- 喉を鳴らして近づいてくる
- お腹を見せてごろんと寝転がる
このようなサインがあれば遠慮せずに、撫でてあげましょう。
猫を撫でる時のポイントは、姿勢を低くして横から撫でるといいです。
猫が嫌がったら、すぐにヤメることです。しつこくしない。それが猫と上手く付き合うポイントなのです。
静電気が起こらないよう手を湿らせるといいでしょう。
猫が喜ぶこと/背中
背中は撫でやすい場所ですよね!
手のひら全体でやさしく撫でてあげてください。
頭からしっぽの先まで、毛並みに沿ってそっと優しく撫でてあげます。
毛並みに逆らう撫で方はだめ!
マッサージにもなります。
猫が喜ぶこと/喉、首周り、顔周辺
猫が撫でて喜ぶポイントが、喉や首周りであることが多いです。
ゴロゴロと喉を鳴らして喜んだりすることはありますよね。
猫は、あごの下を触られると喜びます。あごは自分の舌が届かない場所だからなのです。
触られ慣れていなかったり信頼関係が築けていない場合、しつこく強く触りすぎることで嫌がる猫もいます。
猫の様子を観察しながら、優しくあごの下を撫でてみてくださいね!
猫が喜ぶこと/お尻
スキンシップしている最中に、猫がお尻をプイッとこちらに向けてきたという経験がありませんか?
急にお尻を向けられると『飽きたのかな?』『機嫌が悪くしたの?』などと心配になってくるものですよね。
実は、この行動『お尻ポンポンして』という猫にとっては刺激をおねだりする行動なのです。
猫は基本的に敵に自分の背後を見せることはありません。飼い主へ100%の信頼、そして愛情表現であるといえるでしょう。
また、これらの神経のなかには生殖器へ通ずるものも!
そのため、その神経を刺激されると気持ちが良くなるのかもしれません。
猫が喜ぶこと/肩から前脚にかけて
前脚の付け根から肩をもんであげると、喜ぶ猫が多いです。
人間に比べて鎖骨が退化しているため、そのまわりの筋肉にかなり負担がかかっているといいます。
猫も人間同様に肩が凝ることは珍しくありません。
猫が喜ぶおもちゃで遊ぶ
猫と一緒に楽しく遊べることは、コミュニケーションがしっかりと取れている証拠。
猫の気をひくような猫じゃらしなど、喜んでもらえそうなおもちゃで遊んであげましょう。
猫が喜ぶこと/おもちゃで気を引く
ほとんどの猫はおもちゃで遊んであげると喜ぶもの。
おもちゃで遊ぶことは、ストレス解消・運動不足解消・肥満予防にも繋がります。
特に子猫は、どんなおもちゃでもよく遊ぶものです。
成長過程によって、おもちゃの好みも変わることもありますので、反応がなくなったからと諦めないようにしましょう。
『食いつき』や『安全性』なども観察することは大切です。
猫は正確な体内時計を持つ動物だといいます。
遊ぶ時間を決めて、習慣化してはいかがでしょう。
特に寒かったりすると、猫はこたつで丸くなるという歌もありますが動きたがりません。
あまり動かないでいると腎臓や膀胱に石ができやすくなったり、病気の原因となります。
遊んであげることは猫が喜ぶこと、健康を守ることになるのです。
猫が喜ぶこと/おもちゃに飽きたら
とにかく気まぐれな猫!
遊んでいる途中で急におもちゃに興味を失うことも!!
『えっ?さっきまで楽しそうに遊んでいたのに』と疑問に思いますが、猫に急に機嫌のかわる生き物なのです。
猫に嫌われないためのポイントは、とにかくしつこくしないこと!
こちらが強引に仕掛けると、大きなストレスに!
絶対にやめましょうね。
猫が喜ぶときの仕草
『喉をゴロゴロ』『しっぽをフリフリ』『頭をスリスリ』猫は体を使って気持ちを伝えています。
どんな気持ちなのか、知りたいですよね!
猫は頻繁に見られるしぐさや行動があります。
愛猫がどんな気持ちを伝えているのか観察してみましょう。
シッポがピンと上に上がっている
シッポの動き方で、猫の気持ちを読み取ることが可能です。
シッポを上に上げているのは嬉しいとき、リラックス中です。
またシッポを上に上げている状態でフリフリしている時も機嫌が良いときと
いえるでしょう。
ヒゲが上向きになっている
猫の口元に生えている立派なヒゲ。
よく観察していると、前を向いたり後ろに反ったり…
猫にとってヒゲはセンサーの役割をもっている大事なもので、感情を知ることができるバロメーター。
- 上向き:喜んでいたり嬉しいとき
- 下にたれ下がっている:落ち着いてリラックスしている
- 前に向き:何か気になるものを見つけたとき
- 後ろにそらす:防御や警戒態勢モード
猫はひげを前に出すことで、そのものとの距離をはかり情報収集をします。
下にヒゲが下がっているときはリラックス中。
このときの猫は表情もおだやかで、のんびり!
仲良しの猫や飼い主と遊んでいるときは、ヒゲは上を向いています。
おもちゃで夢中になっている場合は、前に向くことも。
猫が喜ぶこと/まとめ
猫が喜ぶこととは、猫のペースを尊重することだということが分かりました。
猫に懐かれるかどうかは、日常生活の対応が大きく関わってくるでしょう。
ご紹介したことを実践し、愛猫との距離感を少しずつ近づけていけるといいですね。