猫のお話

[ペットの抜け毛でお悩みの方、必見です!~愛犬・愛猫の抜け毛の対処法

犬や猫と暮らしていると、どうしても気になるのが「抜け毛」。
換毛期はいくら掃除しても家も服も毛だらけになる。
私自身、ずっと猫を飼っていたので、学生の頃は制服が毛だらけで母によく怒られました(笑)。

ペットの毛が抜けるのは仕方のないことなので、せめて対策だけはしておきたいものです。
というわけで、今回は「抜け毛対策」と「掃除方法」をまとめてみました。

なぜ抜け毛は特定の時期に増えるのか?

犬や猫には「換毛期」と呼ばれる、体の毛が短期間ですべて生え変わる時期がある。春と秋にそれぞれ暑さと寒さに耐えるために毛が生え変わる。

しかし、室内で飼われていたり、体内のホルモンバランスが崩れていたりすると、換毛期がずれたり、換毛期が長引いたり短くなったりすることがある。

犬種や猫種によっては換毛期のない犬種もいますので、一概に春と秋に抜け毛が多いとは言えません。しかし、換毛期以外でも毛は常に入れ替わっていますので、年間を通して抜け毛を考慮する必要があります。

抜け毛対策

  • 定期的なブラッシング

抜け毛を完全に防ぐことはできないので、やはり「こまめなブラッシング」が効果的だ。

  • 抜け毛を取り除く。
  • 被毛の汚れを取り除く。
  • 犬や猫とのコミュニケーション
  • 健康チェック
  • 信頼関係の構築 など

ブラッシングにはこのようなメリットがある。

ブラッシングをして毛が抜ける前に取り除けば、家の中が散らかりにくくなり、掃除もしやすくなる。やはり一番効果的な方法です。

ブラシはどうやって選ぶ?

ブラッシングに使用するブラシは、被毛の長さや毛質、毛量によって、愛犬・愛猫に最適なものを選ぶ必要があります。代表的なブラシをご紹介します。

(1)スリッカーブラシ

針金のようなピンが密集して「W」の字に曲がっているブラシです。ピンが硬く、先端が尖っているので、力加減を間違えると猫にケガをさせてしまうことも。スリッカーブラシに慣れていない場合は、先端にボールのついたスリッカーブラシや、柔らかいタイプのスリッカーブラシを選び、皮膚を傷つけないように優しくブラッシングしてあげましょう。

(2)ピンブラシ

ピンが密集し、先端が丸くなっているブラシ。肌にやさしい。

(3)コーム

人間が使うクシに似ている。特に長毛種のブラッシングに適しており、他のブラシに絡まった毛を取り除くのにも使えます。

(4)ラバーブラシ

ゴム製のブラシです。短毛種のブラッシングに適しています。

(5) 獣毛ブラシ

その名の通り、獣毛でできたブラシ。豚、牛、馬の毛でできており、被毛にツヤを与えることができる。獣毛100%のブラシもあれば、ナイロンを使っているブラシもあるので、購入前によく確認しよう。

犬の場合、散歩の後に外でブラッシングし、その後家の中でブラッシングすると、室内での抜け毛を減らすことができる。

また、定期的にブラッシングをすることも大切です。
毛玉になってからブラッシングをすると、時間がかかったり、ブラシの力で犬や猫を傷つけてしまうことがあります。
定期的なブラッシングは、飼い主にとっても犬や猫にとっても良いことです。

その他の方法

①シャンプー。

ブラッシングほど頻繁ではありませんが、シャンプーもおすすめです。
被毛や皮膚を清潔に保つ効果もあるので、月に1回程度、ブラッシングの後にシャンプーをしましょう。

②トリミング

ブラッシングもシャンプーも、家庭で行うのはとても難しい。そのような場合は、プロに任せるのがよいでしょう。グルーマーに行けば、プロがやさしくブラッシングとシャンプーをしてくれます。普段のブラッシングでは取れない抜け毛も取ってくれる。

③服を着る。

服を着ていれば、抜け毛が服につきやすくなり、地面に落ちる毛も少なくなる。しかし、服を着ていると、毛が絡まったり、毛玉ができたりすることもある。服を着ていても定期的なブラッシングは欠かせない。

また、カフェなどペット同伴可能な場所に行く際は、洋服を着ることで毛を分けることができる。

掃除の仕方

  • グルーローラー

簡単に手に入り、効果的だ。衣服やカーペットについた抜け毛を素早く掃除でき、使用後は粘着シートを捨てるだけ。

  • ゴム手袋

ゴム手袋でカーペットをこすることで、グルーローラーでは不可能なカーペットの奥の毛まで取り除くことができる。毛がまとまっているので、簡単に捨てることができる。
100円ショップでも手に入り、繰り返し使えるので、のり巻きよりも経済的だ。

また、「床をなるべく汚さない」ことを忘れなければ、毛がたまる隙間がなくなり、毎日の掃除が楽になります。ぜひ、覚えておきましょう。

おわりに

かつてないほど家で過ごす時間が長くなった今、自分だけでなく愛犬や愛猫にとっても快適な家で過ごしたいものだ。