サビイロネコは、世界一小さい猫!世界最小といわれる猫です。
このサビイロネコは絶滅危惧種に指定されています。
飼育下では世界で50匹ほどしかいない大変珍しい種。
本当に小さく、生まれたばかりの赤ちゃんだとネズミよりも小さいといわれています。
とても小さくてかわいい♡飼ってみたくなるのも当然!
ただ、サビイロネコはペットにできるのでのか?
サビイロネコを見たい時には、日本の動物園で見ることはできるのでしょうか?
- 値段や価格はついているの?
- ペットとして飼育できる?
- どこで合える?
- 飼う方法はある?
- 大きさはどれくらい?
などサビイロネコの疑問について、この記事で解説していきます。
サビイロネコの大きさは世界最小
サビイロネコは、極小型の猫科動物です。
クロアシネコと並び世界最小の猫科動物といわれています。
実は、サビイロネコはクロアシネコよりももっと小さいのです。
サビイロネコ | 錆色猫 |
分類 | 哺乳類食肉目ネコ科 |
体長 | 35-48cm |
体重 | 最大1.5kg(メス1Kg) |
分布 | インド南部、スリランカ |
生息域 | 森林、草原 |
餌 | 小動物(ネズミ、鳥、トカゲなど) |
保全状況 | 絶滅危惧種(国際自然保護連合のレッドリストにも登録) |
Say hello to the world’s smallest (and cutest?!) cat! 😻#BigCats is this Thursday 8pm on @BBCOne pic.twitter.com/FGB6qRgYxV
— BBC Earth (@BBCEarth) January 8, 2018
サビイロネコはかわいい見た目通り、性格も穏やか!友好的で陽気なんです。
主に『インド南部』と『スリランカ』の熱帯雨林や草原に棲息しています。
- 夜行性
- 餌⇒ネズミ、鳥、トカゲや昆虫
- 木の上で生活
ただ、野性で暮らすサビイロネコの繁殖習性は、まだまだ解明されていないこともたくさんあるのです。
サビイロネコは灰色の被毛で、背中・脇腹に錆び色の斑点があります。
ちなみに、スリランカに住むサビイロネコは、斑点が少ないのです。
【体長】35~48cm【体重】1.5㎏程度、メスは1㎏未満のことも
日本の一般的な猫と比較すると、その半分にも満たない大きさです。
サビイロネコの成猫=日本にいる子猫と同じぐらいの大きさだと考えていいでしょう。
成猫なっても、生後3ヶ月前後の子猫くらいの大きさなんです。
サビイロネコは、成猫でも赤ちゃんのような大きなお目めで可愛らしい顔をしています。
まるで子猫だと思ってしまいませんか?
体重はライオンの200分の1!視力は人間の6倍もあります。
サビイロネコの大きさ/ペットにできる?
サビイロネコを飼いたいと思っても、現在の日本では飼育をすることができません。
小さくてかわいい、性格も人懐こいことから『ペットとして飼いたい』と人気があるといわれるサビイロネコ。
猫好きなら飼ってみたいと思いますよね!
野性の猫でも海外から輸入されてペットとして販売され、購入できる猫種もあります。
しかし、残念ながらサビイロネコは絶滅危惧種です。
日本で飼うことは非常に難しいでしょう。
インドやスリランカの現地だと、サビイロネコをペットとして飼っている家も!
温厚な性格で、とても飼いやすいそうですよ。
飼育化のサビイロネコの寿命は12年程度です。18年と長生きした記録もあります。
サビイロネコの大きさ/値段は?
サビイロネコは、インドでは『狩猟』も『輸出』も禁止、スリランカでも既に『保護活動』が行われています。
購入は不可能といえるでしょう。
輸入が可能な野生の猫の値段は、大体100~200万円です。
万が一、サビイロネコの繁殖が成功し、レッドリストから外されてが輸入が可能となったと想定したとしても、200万円以上の価格になると予想できます。
サビイロネコの大きさ/性格
サビイロネコは小さくても、野生でたくましく生きているため、俊敏で活動的です。
性格までかわいらしく、現地ではペットとしても大変人気!
【ペットとして人気がある性格】
- おとなしい
- 好奇心旺盛人
- なつっこい
- 陽気
また、遊びが大好きだといわれています。
サビイロネコの大きさ/動物園は?
実は、サビイロネコは、国際自然保護連合のレッドリストに『絶滅危惧種』として登録されています。
そのため、輸入ができないので、日本の動物園では見ることができないのです。
希少な世界最小の猫のサビイロネコを、一度見てみたいですよね!
- ドイツ:ベルリン公園
- ロシア:ノボシビルスク動物園
- ニュージーランド:ハミルトン動物園
- イギリス:エクスムーア動物園動物園
現在、サビイロネコがいる動物園は、ドイツで世界最大級のベルリン動物園です。
このドイツの動物園では、サビイロネコの繁殖に成功しました。
もうひとつの、所謂、ベルリン動物園には、こんなネコいました。rusty spotted cat、調べたらスリランカにしかいないサビイロネコらしいです。目が大きい。#サビイロネコ #ベルリン動物園 pic.twitter.com/QpANeJUGdP
— Shigeo (@Polarbear_san) September 24, 2017
後、ロシアのノボシビルスク動物園でもみられます。
ところで個体説明のなかったこの子がどなたなのか特定できず。ジェネットよりやや小さなサイズ。サビイロネコじゃないよね?教えてネコ科に詳しい人(・∀・)
2019/10/8撮影#ノボシビルスク動物園#novosibirskzoo pic.twitter.com/O4yRZqUT3s— とーま (@jp_mutsu) October 12, 2019
他にもニュージーランドのハミルトン動物園や、イギリスノースデボン州のエクスムーア動物園動物園で見られるようです。
サビイロネコの赤ちゃんの大きさは?
生まれたてのサビイロネコの赤ちゃんは、ねずみの大きさしかないといわれます。
ねずみの種類にもよりますが、大体5㎝前後のねずみが多いでしょうか。
動画でその大きさを見てみましょう。
キュン死しないでくださいね。笑
日本にいる通常の猫も手の赤ちゃんはひらサイズが多いですので、生まれたてはそれよりもかなり小さいんでしょうね!
現在、サビイロネコの危機を救うため、世界各国で『繁殖&保護』のプログラムが行われています。
その一環として2020年にはイギリスの保護区で、2匹の赤ちゃんが産まれたことで、かなり話題となりました。
赤ちゃんの誕生には、スタッフが喜び涙を流したといいます。
それくらい赤ちゃんの誕生は、希少な体験だといえるのではないでしょうか?
まとめ
現在の日本では飼うことのできないサビイロネコは、世界最小の猫科の動物です。
飼育元での生息数が50匹しかいない、大変希少な絶滅危惧種だということがわかっていただけたのではないでしょうか。
かわいらしい見た目に、小さくて人懐こい性格なので飼ってみたくなりますが、日本では飼うことはできず、動物園でも会う事ができません。
会いたいならば、インドかスリランカに旅行するか、あるいは、海外の動物園まで見に行きましょう。
現在、サビイロネコの保護活動は積極的に行われつつあります。
希少なサビイロネコが、安心して暮らしていける環境が守り、数が増えてくれることを願うばかりです。